新しいKyash Card(キャッシュ カード)が発表されました。Kyash Cardの特徴や、いままでのKyash Visaリアルカードとの違いや発行すべきかどうか?を見ていきます。
Kyash Cardは発行すべき?
結論、Kyash Cardを発行するのは、止めましょう!
最大の理由は900円の発行手数料が掛かります。
Kyash VISA リアルカードは、発行手数料も年会費も無料でした。
※Kyash Card発行と同時に、リアルカードは発行手数料300円へ有料化。
Kyash VISA リアルカードのサービス開始時は還元率2%、Suicaチャージも還元されるという大盤振る舞いだったため、キャッシュレス大好きな私は大いに利用していました。
都心で駅ビルや駅周辺のランチを食べていました。ランチタイムはクレジットカード決済は対応していないけど、Suicaだけ対応しているというお店が多いんです。
Suicaチャージでポイントがつくメリットは大きかったんです。当時は。
これでやっと心置きなくカードが1枚「Kyash VISA リアルカード」を手放せます!
いま現在持っているクレジットカードの還元率が1%以上の場合、900円かけてKyash VISA リアルカードを発行するメリットは少ないでしょう。
Kyash Cardを使って、ポイントの2重取りができるクレジットカードは、まだ存在はしますがね。
ただ、クレジットカードをまだ持っていない、フリーランスなどの理由で、クレジットカードが作りにくい、クレジットカードの後から請求が来るのがどうしても苦手、といった場合は、リアルタイムに把握できるKyash Cardを使うメリットはあります。
新Kyash Cardのメリット
リアルカードから新Kyash Cardに切り替える場合のメリットはあります。
- カードのデザインがシンプル
- Visaタッチ決済に対応
- 海外店舗で利用できる
- 決済上限額が増える
それぞれ見ていきます。
カードのデザインがシンプル
いままでのリアルカードのデザインは、鮮やかな水色のカードのみで選べませんでした。
新Kyash Cardは、ネイビー、シルバー、ピンクの3色から選べます。
写真で見る限りですが、ネイビーは黒に近い色、シルバーは白に近い色です。
表面にカード番号が記載されていないデザインのため、非常にすっきりしたビジュアルになります。
私は白っぽいシルバーのカードが好みです。
Visaタッチ決済に対応
リアルカードにはなかった機能、Visaタッチ決済に対応します。
日本では対応店舗がまだ少ないですが、徐々に増えてきています。
多くの方が知っている対象店舗は、マクドナルド・ローソンはVisaタッチ決済に対応しています。
※一部の店舗では未導入
海外では、ヨーロッパやオーストラリアの公共交通機関の一部は、Visaタッチ決済でカードをまるでSuicaのように改札にタッチするだけで乗車できるようになっています。タッチ決済が普及している店舗の数も多いです。
日本でも普及させようという流れがあるため、これからVisaタッチ決済対応のメリットは増えていくでしょう。
世界共通の決済手段として、インバウンド観点からも日本での普及をがんばって欲しいところです。
海外店舗で利用できる
いままでのリアルカードではできなかった、海外店舗での利用ができます。
これは大きなメリットですね。海外へ行くときも、いつもと同じカードが現地のお店で使えるというのは嬉しいです。
決済上限額が増える
リアルカードの決済上限は1回あたり5万円と、家電やスマホを買おうとしたら超えてしまうことも珍しくありませんでした。
1回あたりの上限が30万円まで増えると、使えない場面はぐっと減ります。
また、月の決済上限も12万円だったリアルカードと比べて、100万円まで増えます。
新Kyash Cardのデメリット
新Kyash Cardのデメリットをあげます。
- 900円の発行手数料がかかる
- 還元対象決済上限12万円
900円の発行手数料がかかる
いうまでもなく、発行すると900円の出費です。
還元対象決済上限12万円
月間12万円を超える決済ご利用分についてはKyashポイントは付与されません。
最大:120,000円 × 1% = 1,200円分のポイント還元
Kyash Cardで月あたり12万円を超えた決済にはポイントが付きません。
つまり、15万円使っても12万円と同じ1,200円分までしかポイントが還元されません。
Kyash Cardの利用は、月12万円以下にしないと恩恵を受けられません。
Kyash Card発行は慎重に
ミニマリストであまり買い物をしないような場合は、発行手数料900円をかけて発行するほど、Kyash Cardのメリットがある人は少数派でしょう。
私はクレジットカード2枚と銀行のデビットカード2枚で十分間に合っているため、Kyash Cardの発行は見送ります。
※Kyash リアルカードは解約しました。
ライフスタイルが変われば必要なモノは変わる。
Kyashリアルカードの退会申請完了。これで「カード1枚」と「アプリ1コ」から解放されます。毎日通勤して、ランチもSuica払いの当時は、SuicaにチャージしてKyash1%還元ポイントの存在は大きかったけど、通勤しなくなった今は誤差なので、手放しました。
— ミニマリストあみ🍋旅暮らし (@a_minit) February 21, 2020