2019年の3月は引っ越し難民問題が特に騒がれています。私はこの3月の土曜日にPickGo(ピックゴー)を利用して『9,000円』で引っ越しを済ませました。実際に利用して分かったPickGo(ピックゴー)で格安引っ越しするコツをまとめます。
※PickGo(ピックゴー)はエリア限定(※2019年3月現在…東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都)サービスです。
▼私の今回の引っ越し状況
PickGoをおすすめできる人
- 荷物が少ない一人暮らしミニマリスト
- 階段の上り下りをしなくて済む物件
荷物が少ない一人暮らしミニマリスト
荷物が少ないミニマリストなら、PickGoはぜひおすすめできます!
私は過去にレンタカーを借りて自力引っ越しをした経験が4回ありますが、いくら荷物が少ないとはいえ、自分で荷物を運ぶのは相当な労力がかかりました。
プロの運び屋さんにレンタカーとそれほど差がない金額(最低金額5,000円~)でお願いできるPickGoが利用できるのなら、今後は単身の自力引っ越しはしないでしょうね。
階段の上り下りをしなくて済む物件
私は階段3階の物件から、階段2階の物件へ引っ越しました。引っ越し元も引っ越し先もエレベーターなし物件です。
一人のドライバーさんが手で持てる量を持ち、階段を何度も上り下りするため、だんだん疲れて少しづつペースダウンしていっているのを感じました。
ドライバーさんが「この階段キツイですね…。」と漏らしていました。
※階段しかない物件、フロアも見積もり時点で伝えてありました。
もちろん運んで貰えます。ただ、一人のドライバーさんが運ぶので時間がかかりました。
過去に引っ越し屋さんに頼んで二人組みで運んで貰ったときと比べると、体感では3倍ほど時間がかかったのでは…。運ばれるのを待ちくたびれたというのが感想です。
PickGoは絶対避けるべき人
- 大型家具や高級家具を運ぶ必要がある
- 荷物量が多い
- エレベーターなしの階段の物件
大型家具や高級家具を運ぶ必要がある
絶対におすすめできません。ドライバーさんが一人で運びます。家具や家電を毛布に包むのは、ドライバーさんが任意でやっているようでした。
私の場合は、パソコン用のディスプレイと、全身姿見(鏡)の2点しか毛布に包んでくれませんでした。
デスクはそのまま直接トラックに押し込まれ、小さな傷がついてしまっていました。奮発して買ったデスクだったためショックを受けました。
荷物量が多い
ファミリー世帯や、一人暮らしであっても広い部屋にたくさんの家具・家電やモノに囲まれて暮らしているなら、PickGoは避けるべきでしょう。
トラックの移動も1~2往復では済まないかも知れません。終わらないのではと不安になってしまうことでしょう。
エレベーターなしの階段の物件
PickGoの利用は可能ですが、実際に時間がかかりました。気長に待てるのなら、そんなに気にならないかも知れません。
私は待ちくたびれてしまい、軽い荷物だけですが自分でトラックから一部運び込みました。ただ指をくわえて待っているだけという我慢はできませんでした。
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ドライバーの選び方
PickGoアプリから発送元と配達先、荷物量を入力して5分ほど経つと、2名から提案がありました。
どちらも6,000円の提案。
顔写真とともに、個人の引っ越し経験多数ありとアピールコメントが記されていました。
そのまま選んで即「承諾」ボタンを押すこともできますが、ここで何を基準にドライバーさんを選ぶかですね。
1.レビューをチェック
引っ越しでお世話になった。というコメントがどちらも多数。女性のレビューもありました。
荷物が増えてしまったけど親切にありがとうございます。など。予定外のこともホスピタリティ高く対応してもらえたようです。
2.提案のコメントをチェック
一方は、保護用毛布携帯しています。とあり、片方は記載なし。
両方にメッセージコメントを入力しました。
私「保護用の毛布の用意はありますか?」
ドライバーAさん「ありますが、多少の傷はご容赦ください」
とコメントの返信がありました。
・・・そっけない返事と、多少の傷はガマンしてねという感じを受けたため、やめようと。
もうひと方に、念のため
私「基本手伝いなしですが、問題ないでしょうか?」
ドライバーBさん「大物家電がないため、大丈夫です。」
3分ほどで回答があり、この回答コメントをみて「承諾」を押しました。ドライバーさんが決定しました!
クレジットカードの決済もこの時点で行われます。
簡単な挨拶のやりとりと、住所の番地までしか記載していなかったため、コメントで建物名&部屋番号を伝えました。
引っ越し前日までに必要な準備
荷造りです。あくまでPickGoは運ぶのみ、引っ越し屋さんのように事前に段ボールやガムテープは用意して貰えません。引っ越しの時までに自分で梱包しておかないといけません。
色々なサイズの段ボールでは、荷造りも運ぶのも効率が悪そうなので、Amazonで2種類の段ボール合計10個とガムテープ&プチプチが入った段ボールセットを購入しました。
(まさか、段ボールが足りなくなるとは・・・)
引っ越し当日の対応
結局2往復しました。トラックに1回で乗り切らなかったのでした。
2年前よりずいぶんモノが少なくなっていました。私は十分ミニマリストと思い、引っ越しも荷物が少ないから余裕かな〜なんて思ったのは甘かったです。
部屋の広さが35m2からの引っ越しです。モノは意外なほどにありました。部屋はすかすかでスッキリしていたのに・・・。広いとあんなにモノが隠れられるなんて><;
引越し先まで、車で10分ちょっとの場所だったからか、ドライバーさんは嫌な顔ひとつせずに、「もう1回行きましょー」と仰ってその通りにしました。
6,000円のままで大丈夫なの?と心配になりましたが、料金の交渉は何もありませんでした。
心配になって、最後に
私「追加料金・・・?」
ドライバーさん「要りません。良いですよー。」と
私「いや・・・、あの・・・」
ドライバーさん「まぁこういう場合は、寸志という形でいただくこともありますね。いくらとは言えませんが」
私「(寸志・・・あ、チップね?)」と、財布の中身を確認して、渡せる額の3,000円を追加でお渡ししました。
つまり、PickGoでクレジットカード支払い6,000円+直接現金で3,000円の合計9,000円の引っ越し費用となりました。
PickGo(ピックゴー)まとめ
今回はPickGoを利用して、合計9,000円で一人暮らしの引っ越しを済ませました。
前回2015年に、専門の引越し業者へ約40,000円で依頼したときと比べると、PickGoはやはり運び屋さんという感じを受けましたが、価格からすると十分納得がいくサービスでした。