毎日の献立を考え、料理をする時間がもったいない。と思うようになってきていたところ、出会えた本です。平日の食事は一汁一菜にしよう、とシンプルな食事を選ぶことにしました。
一汁一菜(いちじゅういっさい)って?
一汁一菜という言葉を初めて知りました。意味は以下になります。
おかずが一品の汁と一品の菜だけの食事。質素な食事。
※wikiより
土井 善晴氏の著書「一汁一菜でよいという提案」本で紹介されている具体的なシンプルな食事の献立はこちらです。
- ご飯
- お味噌汁
- お漬物
それぞれ見ていきます。
ご飯
ごく普通のお米で炊いた白いご飯のことです。
お味噌汁
1番のポイントはお味噌汁です。具だくさんのお味噌汁を勧めています。
確かにお味噌って、けっこう色んな具材を突っ込んでも食べられる味になるものです。発酵食品のお味噌は、日本を代表する健康食という感じですね。
お漬物
もう1菜に関しては、そこまで強いこだわりを感じませんでした。
簡単に用意できて日持ちもするお漬物が例としては無難ですね。
私の具体的な一汁一菜の実践アレンジ
私なりの好みも加味して、アレンジすると具体的にはこうなります。平日の夜ご飯用のメニューです。
ご飯
金芽ロウカット玄米(無洗米)をフタがガラスのご飯釜で炊きます。
白米と大差ない炊きあがりになります。炊飯器でなく、ご飯窯を使っている効果も高いはず。
同じご飯を食べるなら、なるべく栄養価を高めたいから玄米思考、でも水に長時間浸して・・・というところが受け入れられず。
金芽ロウカット玄米は、無洗米だし白米とほぼ扱いも変わらずとても便利で嬉しい玄米です。
お味噌汁
具だくさんのお味噌汁を作ります。
具だくさんのお味噌汁レシピ
1.お味噌汁を入れるおわん1杯強の水を、おわんで計って鍋に入れます。
2.根菜やキノコを中心に、安く買えた食材、家にある食材を5~8種類、少しずつおわんに一杯になるまで入れます。
3.おわんに入れた具材と煮干し3匹と小さくカットした昆布1片を一気に水を入れた鍋に入れます。
4.中火の火にかけ、沸騰したら弱火で食材に火が通るまでぐつぐつ煮ます。
★「一汁一菜でよいという提案」を読んで変わったこと
いままで、お味噌汁の出汁はしっかりとらないとダメというこだわりというか、固定概念がありました。
昆布とカツオを水から火にかけて、煮立つ前に昆布を取り出して、カツオは5分はグツグツ煮立て、やっと出汁が用意できた!と。
それから、具材を煮はじめていました。こちらの方法だと、どうしても余分に時間が掛かってしまいます。
お味噌汁の出汁は、水から煮干しを一緒に煮て、そのまま煮干しも具として食べれば良いという提案は目からウロコでした。
そもそも煮干しを料理に使ったことがありませんでした。
味噌汁の具は2~3種類が普通だと思っていました。具だくさんのお味噌汁って良いですね。
煮干しは魚であり、貴重なカルシウム供給源ですからね。
お漬物
梅干し1コ
梅干しは大好きな紀州梅。梅干しが1番、お金を掛けている食かも知れません。
シンプルかつ時短な一汁一菜を選択
健康のために栄養を考えた自炊はしたいけど、あまり手間も掛けたくない。
という、私の悩みをシンプルに解決する方法、土井 善晴氏の著書「一汁一菜でよいという提案」を受け入れて実践していきます。
読書は新しい発想と知識の宝庫
煮干しを一緒に煮て、出汁に使うという発想、私は考えてもでてきませんでした。
新しい知識を得るための読書の必要性を改めて感じました。